HTML/CSS

構文

HTMLの属性一覧

更新日:2024-06-11

◆HTMLの属性一覧

HTML要素で、よく使いそうな属性一覧です。
この他にもありますが、あまり使ったことの無い属性は今回取り上げていません。

属性名

内容

設置できるHTML要素
class

主にスタイルを適用する為に用いられる
JavaScriptのフラグ判定などにも利用

All
id

スタイルを適用する為に用いられる
ページ内で同じid名を使うことはできない
JavaScriptのターゲットなどにも利用

All
style

要素に直接スタイルを適用する為に用いられる


cssに書かれたものより優先度が高い
All
title

要素領域ににポインターを合わせたとき表示されるテキストを入力

All
data-*

任意のデータを格納できる
1つの要素に同名でなければ、複数の「data-*」を設置できる
例:<p> data-img-src="~" data-change-text="~"</p>

例えばマウスオーバーでcssやJavaScritpを使って表示やURLを変えたい場合など、予めテキストやURLを格納して置ける

All
src

埋め込みコンテンツのURL設置<
主にimgやscript要素で使われる

<audio>、<embed>、<iframe>、<img>、<input>、<script>、<source>、<track>、<video>
srcset

レスポンシブ画像を用いる場合に使用

<img>、<source>
alt

画像が表示できない時の代替テキスト

<img>、<input>、<area>
href

ページ内でのリンクやcss読み込みURL設置

<a>、<area>、<base>、<link>
rel

リンク先とリンク元の関係を指定
「nofollow」「noreferrer」「noopener」などがよく使われる

<a>、<area>、<link>
target

リンク先の表示場所を指定
「_blank」がよく使われる
「_blank」はrel属性の「noopener」と同じ

<a>、<area>、<link>
action

フォームを送信して処理するプログラムのURLを指定
未入力の場合は自身(表示中のページ)を呼び出します

<form>
method

フォームを送信する場合のHTTPメソッドを指定します
「GET」または「POST」を指定できます

<form>
enctype

「method」属性がPOSTのとき、送信するMIMEタイプを指定

フォームでファイルを送信する場合、「enctype」に「multipart/form-data」を指定する必要があります

<form>
name

フォームを使う場合にサーバーが送られてきた値を参照するための属性

<button>、<form>、<fieldset>、<iframe>、<input>、<object>、<output>、<select>、<textarea>、<map>、<meta>、<param>
type

要素の型を指定
「text」「checkbox」「radio」「button」「file」「color」「data」「time」「tel」「email」「hidden」「password」「ulr」「reset」「submit」などがあります

<button>、<input>、<embed>、<object>、<ol>、<script>、<source>、<style>、<menu>、<link>
checked

input要素のチェックボックス、ラジオボタンにチェックを入れる場合に使用
べージ読み込み時にセットしておけば初期値として表示されます

<input>
selected

select要素のoption要素の選択に使用

べージ読み込み時にセットしておけば初期値として表示されます

<option>
value

主にフォーム要素の値をセットするときに使用
べージ読み込み時にセットしておけば初期値として表示されます

<button>、<data>、<input>、<li>、<meter>、<option>、<progress>、<param>

maxlength

入力できる最大文字数を指定
最大文字数以上入力できなくなります

↓maxlength=5を設定中

<input><textarea>
minlength

入力できる最小文字数を指定
空の状態は対象外で、指定した最小文字数が入力されていないと警告フィールドが表示されます

↓minlength=5を設定中

※1~2文字入力後、マウスをずらして再度マウスを合わせてみてください

<input><textarea>
step

選択できる値の間隔を指定

input要素type属性「date」「month」「week」「time」「datetime-local」「number」「range」で有効

↓step=5を設定中

<input>
readonly

入力欄を変更不可な状態にします(フォーカスは可)
submit時、内容の送信は行われます

↓変更できなくなっています

<input>、<textarea>
disabled

入力欄を変更不可な状態にします(フォーカスは不可)
submit時、内容の送信は行われません

↓変更できなく、フォーカスも効かなくなっています

<input>、<textarea>
size

input要素のtype属性「text」「password」では表示する幅(文字数)、select要素では表示する行数を指定

※スマホでは正しく動作しない場合があます

↓選択肢は5つありますがsizeを3にしているので3つ目まで表示されます

<input>、<select>
rows

textarea要素の行数(縦数)を指定

<textarea>
cols

textarea要素の文字数(1行の文字数)を指定

<textarea>
multiple

input要素type属性「email」ではカンマ区切りで複数の値を入力できます

select要素では[shift]か[ctrl]キーを押しながら複数の選択を選択できるようになります

↓それぞれカンマ区切りでメールアドレスを入力後、マウスをずらして再度マウスを合わせて比較してみてください

↓通常は1つしか選択できませんが、複数選択できます

<input>、<select>
required

必須項目を指定します
未入力でsubmitをしようとした場合、警告フィールドが表示されます

<input>、<select>、<textarea>
placeholder

テキストエリアにヒントを表示

<input>、<textarea>
autoplay オーディオやビデオなどの自動再生を指定 <audio>、<video>
muted

ページ読み込み時に無音にするかどうかを指定

<audio><video>
capture

input要素type属性「file」で使用

スマホでアクセスした場合カメラが起動され撮影したものをアップロード(送信)できるようになります
「user(内側カメラ)」「environment(外側カメラ)」が指定できます

PCだと画像選択画面が表示されます

accept属性も一緒に指定します

↓※スマホで選択すると背面カメラが起動します

<input>
accept

input要素type属性「file」で使用

メディア種別を指定します
「audio/*(音声ファイル)」「video/*(動画ファイル)」「image/*(画像ファイル)」が指定できます

<input>
colspan

tableの横方向セルを結合

セル1 セル3
セル1 セル2 セル3
<th><td>
rowspan

tableの縦方向セルを結合

セル1 セル2 セル3
セル1 セル3
セル1 セル2 セル3
<th><td>
async

スクリプトを非同期で実行
スクリプトが利用可能になると、並行処理でスクリプトが動作します

<script>
defer

DOMツリー読み込み後実行
イベントリスナー「DOMContentLoaded 」の発生前に読み込まれます

<script>